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フアン・ソト、ニカラグアの希望を背負う…WBC予選で輝いた「ソト四銃士」

スポーツ ✍️ 박재형 🕒 2026-03-12 21:59 🔥 閲覧数: 1
WBC予選 ニカラグア vs チャイニーズ・タイペイ 試合で打撃準備をするフアン・ソト

昨夜の台北ドーム、9回裏2死走者なし。ニカラグアの最後の望みは、4度目の打席に入ったフアン・ソトのバットにかかっていた。すでにチームはチャイニーズ・タイペイに3-5でリードを許していた。しかし、誰もが知っていた。彼のバットならば、一振りで試合を振り出しに戻せることを。最後の打球が中堅手の飛球に終わり、悔しい敗戦を喫したものの、ニカラグア野球の未来を証明した9イニングだった。

今回のWBC予選でニカラグアは、優勝候補の大本命であるチャイニーズ・タイペイを相手に接戦を繰り広げ、「ダークホース」としての姿を印象づけた。その中心には、一人の選手ではなく、なんと4人の「ソト」がいた。いわば「ソト四銃士」と呼ぶにふさわしい面々が、それぞれのポジションで賞賛に値する活躍を見せた。

  • フアン・ソト (4番打者): 7回裏のソロ本塁打を含む4打数1安打。勝負どころでの一発の威力を示した。
  • フアン・ソト・イバルス (1番打者): 5打数3安打2盗塁で、理想的な攻撃の起点となった。
  • ペドロ・フアン・ソト (先発投手): 5イニングを7奪三振2失点と好投し、マウンドを守った。
  • フアン・ソト・ビニョーロ (三塁手): 3打数2安打1打点、8回裏には劇的な二塁打を放った。

さらに、ベテラン内野手のフアン・ソトマヨールはベンチから若手を鼓舞し、影の原動力となった。このように様々なポジションで活躍する4人のソトは、ニカラグア野球の現在であり未来だ。特にフアン・ソトが7回裏に放った本塁打は、130km/hのチェンジアップを捉えた飛距離125mの大アーチだった。ペドロ・フアン・ソトの5イニング7奪三振の力投は、相手打線を効果的に封じ、チームに流れを引き寄せた。

初戦を落としたのは痛かったが、ニカラグアはこの日の試合を通じて十分な可能性を示した。強豪チャイニーズ・タイペイを相手に、最後まで互角の勝負を演じたのは決して偶然ではない。特に「ソト四銃士」という明確なカードを擁するニカラグアは、残る予選試合でも十分に逆転を狙えるだろう。この日の敗戦は、ニカラグア野球の可能性を確かめた貴重な時間だった。「ソト四銃士」の成長が続くならば、そう遠くない将来、国際舞台でニカラグアの名前を耳にする機会は増えるに違いない。