イラン、湾岸で「目」を失う:「怒りの作戦」でイラン軍フリゲート「シャヒード・マハッラーティー」が標的に
バンダレ・アッバース海軍基地である。
「シャヒード・マハッラーティー」 火線上の象徴
つい最近まで、この艦の名前は、イラン近代海軍の輝かしい成果として軍事出版物を飾っていた。フリゲート「シャヒード・マハッラーティー」は、単なる一般的な軍艦ではなかった。「シャヒード・ソレイマーニ級」に属するこの艦は、イラン高速艦隊の至宝であった。複合材料で造られた双胴船体はレーダー反射断面積を低減するよう設計され、最大45ノットの速力は捕捉を困難にしていた。しかし、その難攻不落の方程式も、今週、覆されたようだ。
先月2月28日に開始された「怒りの作戦」において、この艦は単なる標的の一つではなく、イラン側の損失を象徴する存在となった。バンダレ・アッバース港に係留中、黒煙を上げる艦体の映像は、被害の大きさを隠そうとする試みが無駄であることを示している。これは通常の損失ではない。このフリゲートは数週間前、「ホルムズ海峡スマート制御演習」を終えたばかりで、その中で対空ミサイル「Sayyad-3G」を初公開の上、発射訓練を行っていたのだ。
海洋の掃討作戦:無人機母艦から最後のフリゲートまで
ブラッド・クーパー米中央軍司令官は、マクディル空軍基地での最近の記者会見で、疑念の余地を残さなかった。彼が公表した数字は衝撃的だ。作戦開始以来、30隻以上のイラン軍艦が撃沈または破壊されたという。象徴的な攻撃の段階は過ぎ、イラン海軍の組織的な解体が進んでいることを示している。
- 無人機母艦: 第二次世界大戦時の空母並みの大きさを持つ巨大艦「シャヒード・バゲリ」は、直接被弾して炎上し、クーパー司令官は「現在も燃え続けている」と述べた。
- 遠距離攻撃: フリゲート「ディーナ」も、スリランカ沖の公海で攻撃を免れなかった。米原潜が発射した静かな魚雷によってその航跡は終わりを告げ、これは第二次世界大戦以来、成功した魚雷攻撃の初めての事例となった。
- 炎上する基地: 人工衛星画像は、ジャースク海軍基地でジャムラーン級フリゲートが沈没したことを確認させ、カナラク基地は小型艦艇の墓場と化した。
テヘランの反撃、そしてタンカーへと燃え広がる火
イラン側の反応は遅滞なく、しかし異なる形で現れた。かつて米軍基地を脅かしていた弾道ミサイルの発射は90%減少し、無人機攻撃も作戦初日から83%減少している。しかし、テヘランは交戦規定を変更した。未明午前4時、革命防衛隊は海軍の無人機が湾岸北部で米国の石油タンカーを攻撃し、現在も炎上中であると発表した。
メッセージは明確だ。我が軍艦を攻撃するなら、エネルギー輸送艦隊を攻撃する。米海軍は既にタンカーの護衛作戦を開始しており、トランプ氏はそのための政治的保証を確約する大統領令に署名した。しかし、地域の専門家が問うのは、幅が同時に2隻の船舶通行が限界である海峡で、果たして何隻のタンカーを護衛できるのか、ということだ。
変わりゆく湾岸の風景
今回起きていることは、一時的な衝突ではない。国防総省が「怒りの作戦」が最大8週間続く可能性があると発表したことは、地域が全く新しい段階に突入しようとしていることを意味する。クウェートからカタール、UAE、サウジアラビアに至る湾岸諸国は、自国の領空を通過するミサイル迎撃や、ドバイで発生したような在外公館への攻撃などを通じ、間接的に火の粉を浴びている。
かつてイランの新たな軍事力の象徴であったフリゲート「シャヒード・マハッラーティー」は、今日、テヘランが直面する課題の大きさを象徴している。今後の焦点は、この「怒りの作戦」の猛威が、すべてを飲み込む前に、果たして抑え込むことができるのか否か、という点に移るだろう。