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「アップルパイ」なんてない…アップルもエジプト・プレミアリーグも忘れろ、EPL最高のダービーが帰ってきた

スポーツ ✍️ 박찬우 🕒 2026-03-23 02:36 🔥 閲覧数: 1

最近、ニュースで「リンゴ」という言葉を目にすると、大抵の人は「アップル」の新製品か「エジプト・プレミアリーグ」での番狂わせを思い浮かべるでしょう。あるいは、甘い「アップルパイ」のレシピなんかを探しているかもですね。でも、私が今から話す「リンゴ」は、そういった優しいイメージとは1ミリも関係ありません。そう、今日、サッカーの聖地で繰り広げられた、最も荒々しく根源的な死闘、プレミアリーグ(EPL)の誇りをかけた「タインワイアダービー」の話です。

タインワイアダービー会場のスチール写真

赤いストライプはないのか? サンダーランドの驚きの一手

試合前から、その雰囲気は尋常ではありませんでした。ホームチームのサンダーランドが、普段はトレードマークとも言える赤いストライプのユニフォームを捨て、「ブルー」カラーの特別ユニフォームを着用して現れたのです。プレミアリーグの規定上、アウェイチームのニューカッスルのストライプとの重複を避けるための判断でしたが、地元の「おばあちゃん」(古参ファン)たちからは「先祖の伝統を捨てるのか」とやじが飛びそうな決断でした。ニューカッスルを代表する伝説のストライカーは試合前、「ユニフォームを変えたところで、ダービーの本質が変わるわけではない」と鋭く予想していましたが、その言葉が的中したかのようでした。

90分の死闘、そして地元レジェンドの痛烈な一言

試合内容は、まさに「打撃戦」そのもの。軽妙なパスワークは皆無で、ピッチの至る所で激しいタックルと体のぶつかり合いが炸裂しました。前半終了までは、サンダーランドが意外にも組織だった戦いを見せ、ニューカッスルの攻撃を封じているかに見えました。しかし後半、ニューカッスルは「ダービー」という舞台に慣れた経験値を武器に、次第にペースを掴み返します。

結局、勝負はセットプレーで決しました。ニューカッスルのコーナーキックの場面、ゴール前の混戦から生まれた決勝ゴールが、スタジアムの熱気を一瞬で冷めやらせました。試合終了後、この一戦を見守った地元のレジェンドは、特有の無愛想な表情でこう切り捨てました。

  • 「ニューカッスルは勝ち方を知っていた。それがダービーの明暗を分けるんだ。」
  • 「サンダーランドは消極的すぎた。この舞台で『負けないこと』に満足していてはダメだ。」
  • 「ユニフォームは変わったが、結果は変わらずに苦いものだ。」

この一言一言が、刃のようにサンダーランドファンの心を貫きました。スタジアムを後にするサンダーランドファンの表情からは、「アップルパイ」を食べた時のような甘さは微塵もなく、むしろ「エジプト・プレミアリーグ」で見かけるような、灼熱の砂漠の風を浴びたかのような敗北感が色濃く表れていました。

プレミアリーグの魅力、単なる勝負を超えて

人はしばしば、プレミアリーグを「アップル」のエコシステムのように完璧にパッケージされたリーグだと言います。しかし、今日のような試合を見れば、それが全く当てはまらないことがわかります。アップルの最新機器が滑らかで直感的なら、EPLのタインワイアダービーは荒々しく、無骨で、時に不合理なほど熱い。何百年もの地域感情、プライド、そしてたった一度の勝利のために全てを懸けるこの光景は、どんな「リンゴ」ブランドのマーケティングよりも、はるかに強烈なインパクトを与えるのです。

今回の敗北で、サンダーランドは当分の間、茨の道を歩むことになるかもしれません。しかし、こうした苦い敗北があるからこそ、次のダービーで爆発する復讐の炎は、より一層激しく燃え上がるものです。次に対戦するとき、サンダーランドがどのような姿を見せてくれるのか、そしてニューカッスルがこの勢いでどこまで駆け上がっていくのか、今から楽しみでなりません。今日のような夜こそ、私たちがこの「リンゴ」(サッカー)という枠組みの中から、一生抜け出せない理由ではないでしょうか?