“卫冕冠军”の自信、リバプール地元紙が照準を合わせるPSV戦勝利のカギ
アンフィールドの夜が再び熱く燃え上がっている。日本時間20日、リバプールFCがオランダの強豪PSVアイントホーフェンをホームに迎え、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグに臨む。アウェイでの初戦を1-1で引き分け、有利な立場に立ったリバプールだが、決して油断はできない。現地の熱気は、'ディフェンディングチャンピオン'の底力と、PSVの'因縁のリベンジ'への覚悟が激突するこの大一番を、固唾を飲んで見守っている。
現地が注目する'コーディ・ハクポ'の復活
試合を前に、リバプール現地からはチームの明るいニュースが届いている。オランダ人FWコーディ・ハクポのコンディション回復だ。前節のフラム戦で途中出場しながらダメ押しゴールを決めた彼は、このPSV戦を明確に視野に入れている。何と言ってもハクポにとってPSVは特別なチーム。プロデビューを飾り、エールディヴィジを席巻した古巣だからだ。クラブ関係者によると「ハクポは古巣を相手に沈黙を破る準備を整えている」という。現地のパブに集まったファンからも「ハクポが古巣に一撃を食らわす瞬間だ」と期待を込めた声が聞こえてくる。
アーネ・スロットのPSV、そして対決の構図
今回の対戦は、単なるベスト16の戦い以上の意味を持つ。リバプールを率いるアーネ・スロット監督とPSVの関係性だ。オランダ出身のスロット監督は、フェイエノールトを指揮しリバプールの指揮官に就任するまで、エールディヴィジでPSVと幾度となく激突してきた。サッカー関係者の間では「スロット監督がイングランドの舞台で、かつてのオランダ時代の好敵手と相まみえた」と興味深い視線で見つめている。スロット監督自身も「PSVは非常に組織立ったチームだ」と警戒を怠らない一方で、「アンフィールドでは我々のサッカーをやるだけだ」と自信を隠さない。
試合の行方を左右するいくつかのポイントをまとめてみた。
- ディフェンディングチャンピオンの自信: 昨季のチャンピオンズリーグ王者としての安定感が光る。アウェイで貴重なアウェイゴールを奪い、セカンドレグをホームで戦うアドバンテージを最大限に活かす構えだ。
- PSVの反撃: ルーク・デ・ヨングをはじめとする攻撃陣は、リバプールの守備陣を絶えず脅かしている。ファーストレグでも侮れない戦力を示しただけに、アウェイでの番狂わせを狙っている。
- 変数は'コンディション': リバプールは週末のフラム戦を3-1で快勝し、勢いに乗る。PSVと比較して、試合感やフィジカル面の余裕で上回るとの分析が支配的だ。
試合のムードは完全にリバプール寄りだ。前節のフラム戦で見せた圧倒的なパフォーマンスは、ファンから「これぞリバプールのサッカー」と称賛を浴びた。モハメド・サラー、フィルジル・ファン・ダイクら中心選手も健在だ。そこにハクポも加わる攻撃陣は、かつてないほど火を噴く準備を整えている。
はたしてリバプールがアンフィールドでPSVを下し、ベスト8に真っ先に駒を進めるのか、それともPSVが番狂わせを演じ、'ディフェンディングチャンピオン'の威信を打ち砕くのか。サッカーファンの視線がアンフィールドに注がれている。リバプール VS PSVの命運を決する90分間、その熱気あふれる現場へ、ともに出かけよう。