【CL速報】バイエルンがアタランタを4-1で下し、2戦合計10-2で圧倒的勝利!ケーンが2ゴールで欧州CL通算50点達成の偉業
正直なところ、今朝方の試合を観戦していた方々は、まさに「ゴールショーを楽しもう」といった心境だったのではないだろうか。何しろ第1戦でバイエルンはベルガモでのアウェイゲームを6-1で制しており、「真のネラッズーリ」ファンでさえ、6点差をひっくり返せるなどと楽観視できた者はほとんどいなかっただろう。昨夜アリアンツ・アレーナで行われた決勝トーナメント1回戦第2戦は、CLの一戦というよりも、むしろバイエルンの“お祭り騒ぎ”であり、そしてハリー・ケーン個人の偉業達成の夜だった。
ケーンが2ゴール!50点の大台に「あっさり到達」
試合前から世界中が注目していたのは、たった一つのポイントだった。ハリー・ケーンに必要なのはあと2点。CL通算50ゴールの大台がかかっていた。 このイングランド代表キャプテンは、深夜に起床して観戦したファンをがっかりさせなかった。前半25分、アタランタのDFジョルジョ・スカルヴィーニがペナルティエリア内でケーンのシュートをブロックした際にハンドの判定。VAR確認の末、主審は迷わずPKを指示した。ケーンの最初のキックは一旦はGKに弾かれたものの、アタランタGKマルコ・スポルティエッロの早過ぎる飛び出しによりやり直しに。PKを外したストライカーにとって、2度目のチャンスほど怖いものはないと言われるが、ケーンは表情一つ変えず、2度目はゴール隅に突き刺し、バイエルンに先制点をもたらした。
後半54分には、今度は鮮やかな一撃を披露。ヨシプ・スタニシッチのスルーパスに抜け出し、ペナルティエリア右で受けると、几乎是振り向き様に、角度のないところから一閃。ボールは相手DFに当たってネットを揺らした!このシュートは威力、コースともに完璧で、彼のCL通算50ゴール目を記録する記念すべき一発となった。 記録を振り返ると、到達までに要した試合数は66試合。これはリオネル・メッシと同じペースであり、クリスティアーノ・ロナウドよりも25試合も速い。トッテナム時代にCL出場が限られていたことを考えれば、この効率は驚異的と言える。
若手が存在感示す一方、GK不足は「緊急時対応策」でしのぐ
バイエルンはこの日、ケーンだけでなく若手陣も結果を残した。後半56分、ルイス・ディアスの横パスから、今季台頭してきた18歳の新星レナート・カールがペナルティエリア右から鮮やかなグラウンダーのシュートを決めた。続いてディアス自身もこの日2点目を奪取。ロングボールに抜け出してGKをかわし、スコアを4-0と突き放した。アタランタも終了間際にラザル・サマルジッチが一矢報いたが、4-1のスコアを変えるまでには至らず、2戦合計2-10での敗退が決定した。
とはいえ、この日のバイエルンファンはスコアに大喜びだった一方で、ベンチメンバーを見て冷や汗をかいたのも事実だ。ご存知の通り、マヌエル・ノイアー、スヴェン・ウルライヒ、そして前戦で先発したヨナス・ウアビヒに至るまで、怪我や病気で相次ぎ離脱。バイエルンはこの夜のゴールマウスを、16歳の少年、レナード・プレスコットに託さざるを得ない危機的状況に直面していたのだ。 最終的にはウアビヒが強行出場したため事なきを得たが、もしCL決勝トーナメントで16歳の「緊急時対応策」が先発していたら、考えただけでも恐ろしい話である。
パッラディーノ監督「我々は欧州最高のチームに負けたのかもしれない」
試合後、アタランタのラッファエレ・パッラディーノ監督は完敗を認め、こう語った。「我々は戦術を変え、守備ブロックを下げてみたが、結果は変わらなかった。バイエルンとコンパニ監督に祝福を送りたい。我々は現在、欧州最強であろうチームと対戦していたのかもしれないからだ。」また、「イタリアのクラブは、バイエルンのようなレベルの相手と対戦すると、なぜ全く異なるスポーツをしているかのような差を感じてしまうのか、考え直さなければならない」と述べ、イタリアサッカー界への警鐘も鳴らした。
- 圧倒的データ: バイエルンは今季CL、9試合で28得点。1試合平均3.1点。
- 恐怖のホームスタジアム: 今季ホームでのCL4試合で合計14得点。平均すると1試合で相手に3.5点差をつけている。
- 準々決勝の相手: 勝ち上がったバイエルンは、レアル・マドリードと対戦。早くも「CL決勝戦プレビュー」の様相を呈している。
この試合を振り返ると、アタランタのポゼッションは30%台で、ほぼ一方的に攻め込まれる展開だった。彼らの今季CLアウェイゲーム5試合での得点はわずか4点。これは決勝トーナメント進出チームの中でワーストのアウェイ得点力である。ケガ人続出で若手が支えるバイエルンの不安定な守備陣に対しても得点を奪えなかったのでは、誰を責めることもできない。
要するに、バイエルンの2戦合計10-2というスコアが全てを物語っている。次なる準々決勝のレアル・マドリード戦こそ、真の試練となるだろう。その時、ハリー・ケーンが「大黒柱」であり続けるか、それとも「姿を消す」のか。真価が問われる時だ。