今日のマドリード天気(3月5日):長雨と著しい気温低下
マドリードの朝は、時に油断ならない。鉛色の空と、骨の髄まで冷える風が教えてくれる。「今日は傘が必須だぞ」と。外を歩き始めてしばらくすると、すぐにわかる。これは、通り雨のようにサッと過ぎ去るものではないと。本降りの雨になる。警告を無視してはいけない。もしランチを外でとる予定なら、屋根のある場所を探したほうが賢明だ。
午後は雨、航海者への警告
午前中はまだ晴れ間ものぞくが、油断は禁物だ。時間が経つにつれ、雨が状況を支配し始める。午後は特に、午後早い時間から夕暮れにかけて、雨が降り続く。そして雨とともに、本格的な寒さが到来する。マドリードの気温は、最高でも10度ほどにとどまり、夜には息が白くなるほどの冷え込みとなる。つまり、本格的な冬のコートと一番厚いマフラーの出番だ。
この数日、首都に滞在している人は、計画を慎重に立てる必要がある。もし、中心部にある21㎡のスイートルーム(寝室1室、ゲスト2名)に滞在しているなら、コーヒーを片手に窓から雨が降る様子を眺めるのに最適な隠れ家となるだろう。家族連れで、55㎡のアパートメント(寝室2室、ゲスト5名)を借りているなら、外が土砂降りの中、室内でおしゃべりしながら過ごすのが一番だ。中には、夢のようなロケーションの物件もある。マドリード王宮の隣にあるホリデーアパートを見つけたなら、窓からは王宮の屋根を伝う雨の滴を眺められる。まさに、贅沢なひとときだ。
今後の天気:停滞する前線
そして、これは一日限りの話ではない。毎日空を見上げている者にはわかる。この前線は、数日間は居座るだろう。来週半ばまで、雨が続くと覚悟したほうがいい。山間部では、降雪が予想されているので注意が必要だ。雪山に出かける予定なら、道路情報を十分に確認し、タイヤチェーンを携行しよう。さもないと、大変なことになりかねない。首都では雪は見られないが、寒さはひとしお厳しいものになるだろう。
この数日で出かけ先を探している人、あるいは近々小旅行を計画している人のために、ここでいくつか役立つ情報を紹介しよう。
- 良い巣を見つけよう: 好立地にある50㎡のスイートルーム(ゲスト2名)があれば、車を使わずにタパス巡りも楽しめる。マヨール広場のアーケードに近ければなお良い。
- 室内での過ごし方: 雨の日には美術館が最適だ。プラド美術館、ティッセン=ボルネミッサ美術館、ソフィア王妃芸術センターは強い味方。宿泊先が近くなら、ほとんど濡れずに行き来できる。
- 老舗の市場: サン・ミゲル市場やサン・アントン市場はいつも混雑しているが、雨の日はまた格別だ。外で雨が降る中、立ったまま食べるのは、いかにもマドリードらしい。待ちたくないなら早めに行こう。
そして週末は?
土曜と日曜も引き続き、天気は不安定だろう。月曜日には少し空が開けるかもしれないが、大きな期待はできそうにない。気温が回復するのは、週半ばまで待つ必要がありそうだ。というわけで、マドリード市民も旅行者も、しっかり防寒をして、屋内から街を楽しむのが得策だ。もし、眺めの良い暖かいスイートルームに宿泊できる幸運に恵まれたら、言うことはない。小さな隠れ家に、真の贅沢があるのだから。