『リーグ・オブ・レジェンド』、ついにボイスチャット実装へ—ただし一つだけ条件が
10年以上もの間、プレイヤーが虚空に向かって叫び、1試合で何度も「敵消えた」とピンを打ち続けてきた願いが、ついに叶おうとしている。『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』に、公式のゲーム内ボイスチャットがついに実装される。まあ、正確に言うと、ある条件付きだが。
Riot Gamesが先日公開した開発者ブログでひっそりと発表すると、コミュニティはたちまち騒然となった。しかし、5人フルパーティで完璧な連携を取る計画を練り始める前に、気になる情報をお伝えしよう。実装はそう遠くない未来ではない。開発チームは「慎重かつ計画的に」進めると明言しており、ライアット語に翻訳すると、これはつまり「地球が滅亡する頃になるかもしれない」という意味だ。とはいえ、Redditで流れる噂話ではなく、正式に計画として発表されたこと自体が大きな前進だ。チームプレイをアイデンティティとして築いてきたゲームでありながら、これまでDiscordなどのサードパーティ製アプリに依存せざるを得なかった状況は、フェラーリにガムテープで応急処置をするようなものだった。ついに開発元が、サモナーズリフトの「象」、つまり長年の課題に取り組み始めたのだ。
2025年世界大会の面影は今も色褪せず
チームプレイと言えば、ここで2025年の『リーグ・オブ・レジェンド』世界大会について触れないわけにはいかないだろう。2026年シーズンが既に本格始動していることは承知しているが、あのグランドファイナルを思うと今でも鳥肌が立つ。LECから勝ち上がったダークホース勢がメタを完全に覆し、ここ数年誰も手を付けていなかったチャンピオンをピックして戦局をひっくり返す様は、私たちがなぜ競技シーンとしてのLoLに魅了されたのかを改めて思い出させてくれた。あのトーナメントは単なる機械的なスキルの見せ合いではなく、まるでドラフトフェーズの一つ一つがラスボス戦であるかのような、緊迫感あふれるチェスの試合だった。もしハイライト集をまだ見直していないなら、ぜひ予定を空けてじっくり観てほしい。魔法の存在を信じさせてくれる、そんなパフォーマンスだった。
そして、会場の熱気は凄まじかった。世界中のリージョンから集まったファンがスタンドを埋め尽くし、LPL、LCK、LCS、その他の地域の旗が揺れていた。あの1ヶ月間、世界はメタや流行のチャンピオンに踊らされるのをやめ、極限状態のLoL世界大会が生み出す、計算し尽くせない純粋なカオスをただ楽しんでいた。クライアントやアイテムにライアットがどんな変更を加えようとも、このゲームの核は国際舞台で最も力強く脈打っていることを、改めて思い知らせてくれた瞬間だった。
サモナーズリフトの先へ:TFTと『アーケイン』効果
もちろん、今や『LoL』はメインイベントだけが全てではない。『Teamfight Tactics(TFT)』はひっそりと、しかし確実に独自の進化を遂げ、プレイヤーの知力を別の角度から試すパラレルワールドのような存在になっている。数週間前に最新セットが配信されたが、有効なシナジー構成の多さには圧倒されるばかりだ。特定の起源/クラスを極める特化型構成を突き詰めてもいいし、輝く3コストや4コストのキャリーを追い求めてもいい。ソロキューで散々な目にあった後の気分転換には最適で、味方のせいにできない分、自分の選択の結果だけが全てを物語る。TFTの開発チームは、新鮮さを保ちつつも、毎回ゼロからゲームを学び直しているような感覚にさせない術を完璧に習得している。
そして、言うまでもなく『アーケイン』だ。ファーストシーズンは期待をはるかに超える衝撃を与え、その波及効果は今もフランチャイズ全体に広がり続けている。今やコスプレイベントに行けば、精巧に作り込まれたジンクスやヴィの姿を何人も見かけるのは日常茶飯事だ。このアニメは単に新規プレイヤーを増やしただけでなく、長年プレイしてきたベテランに、慣れ親しんだチャンピオンを突如、苦しみや野心を抱える血の通ったキャラクターとして見せたのだ。シーズン2、あるいはスピンオフの噂は今も絶えず、個人的には是非実現してほしいと願っている。もしライアットが前回の成功を再現できれば、それもまた新たな文化的現象となるだろう。
ファンを惹きつけてやまない小さな楽しみ
時に、コミュニティを繋ぎ止めるのはこうした小さな要素だ。例えばLoldle—LoLファン向けのWordleとも言うべき、日替わりの単語当てクイズがある。先日は「今日の名言」に頭を悩ませた人も多かっただろう。「確か、ザヤがアドリブでやれって言ったんだ。覚えてるのは、計画の中でその部分だけだけどね。」(答えは言わずもがな、ラカンだ。)大型パッチやeスポーツイベントの合間も、コミュニティの結束が途切れないのは、こうした内輪ネタや共有の謎解きがあるからこそだ。
というわけで、私たちはボイスチャットを待っている。アーケインのシーズン2も待っている。次にどのリージョンがサモナーズカップを掲げるのかも見守っている。しかし、LoLプレイヤーが得意なことと言えば、待つこと—そして待つ間もネタを生み出し続けることだ。今年もまた、壮絶な投げ試合、ペンタキル、そしてミッドの譲り合い(奪い合い)に事欠かない一年でありますように。
次の『LoL』での目標は何?
- 次のスプリットが終わる前にランクの梯子を駆け上がる
- 密かに注目しているオフメタピックを極める
- 毎回同じ構成に固執せず、TFTでレベル10に到達する
- 2025年世界大会決勝をもう10回観直す
- ライアットがボイスチャットの実装をもう少しだけ早めてくれることを願う