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黎耀祥「雪玉で復讐」に隠された男気 柴九や劉醒もこういう漢だった

エンタメ ✍️ 葉朗程 🕒 2026-03-16 03:04 🔥 閲覧数: 2
イベントに出席した黎耀祥と蕭正楠ら

先日、曹永廉がイベントでうかつな発言をし、黄翠如を「侮辱」したと騒がれた。ネット上は大いに盛り上がり、成り行きを見守る空気だったが…まさか本当の“見せ場”はその後だったとは。今度は3度の視帝受賞を誇る黎耀祥が登場。一面の雪原で雪玉を握りしめ、蕭正楠と共謀し、世紀の「復讐劇」を繰り広げたのだ。

男同士の友情とは、とかくこんなもの。表向きはいつも悪態をつき合っているようで、実際は困った時には真っ先に駆けつける。祥仔(黎耀祥)と蕭正楠が阿廉(曹永廉)に仕返しする様子を見れば、「愛が深ければ、叱り方も厳しい」という言葉がぴったりくる。この一件のクライマックスは、何と一発の雪玉で幕を閉じたのだから、なんとも男っぽく、そしてロマンチックではないか。さあ、この『宦官後宮の秘本』で共演した仲間たちの友情が、どれほど強固なものか、紐解いていこう。

雪玉で復讐:柴九が乗り移ったような男気

先日、阿廉は早々にSNSで釈明し、一件落着かと思われた。しかし、“鉄馬家族”の大物兄貴分である黎耀祥が、そう簡単に見逃すはずがなかった。最近、仲間内で撮影された動画が出回り、祥仔と蕭正楠が、おそらく仕事の合間であろう、雪景色の中にいる様子が捉えられている。祥仔は無造作に拳大の雪玉を握りしめ、笑いながら言い放った。「おい、阿廉、こっち来い。翠如の分、決着つけてやる!」

よく見ると、祥仔の表情はいたずらっぽさを帯び、まるでかつて『妻の女王』で演じた「柴九」が乗り移ったかのよう。人生に幾度とない十年、大切なのは痛快に生きること、やられたらやり返す!彼は阿廉に近づきながら、蕭正楠とアイコンタクト。夫である蕭正楠はさらにノリノリで、隣で満面の笑みを浮かべ、「やっちまえ!やっちまえ!」と声援を送る。まるで「本妻」が意趣返しに来たような構図に、思わず笑ってしまう。

結果は?阿廉は当然、逃げ出そうとするが、雪に足を取られて転び、そこへ祥仔の雪玉が見事に命中!なんともシュールで笑える光景だ。こんな光景、まさか年齢を重ねた男たちが繰り広げているとは誰が想像できようか?正直なところ、男たちの素の姿は、テレビ局の楽屋でのじゃれ合いよりも何倍も面白い。

曹永廉の失態が証明する:これこそが兄弟

ことの始まりは、阿廉が先日のイベントで、かつて翠如と共演した際のことを「侮辱」とも取れる発言をうっかりしてしまったこと。とはいえ、誰の目にも仲の良さは明らかで、単なる仲間内の冗談に過ぎず、本気にする者はいなかった。しかし、ネットの世界とはそういうもの。何気ない一言が切り取られ、瞬く間に広まってしまう。

しかし、ここ数日の一連の流れを見ると、この兄弟たちの対応は称賛に値する。阿廉はすぐに誠実な態度で釈明した。そして祥仔と蕭正楠は、最も直接的で男らしい方法、つまり「とことんネタにしてしまう」ことで、事態を収束させたのだ。「復讐」と言うならば、むしろ「兄弟に危機あらば、全力で支える」という姿勢を行動で示した、と言えるだろう。記者会見を開いて謝罪するより、一緒に旅行へ行き、雪原で雪合戦をすれば、どんなわだかまりも解消されるというものだ。

これこそが男のロマン。多くを語る必要はなく、共に笑い、共に騒ぎ、共に雪玉をぶつけ合う。これこそが最高の広報であり、人間関係の築き方だ。今回の祥仔による「雪玉で復讐」は、この一件を「ネガティブなニュース」から「兄弟愛」を示す模範的な出来事へと昇華させたと言える。何と言おうと、この教科書通りの、いや教科書にも載っていない黎耀祥の使い方は、喝采を集め、人々の心をも掴んだのである。

祥仔の兄弟哲学:何より大切なのは頼りになること

『ハート・オブ・グリード』の「言為信」から、『バーチャル・プロブレム オフィスの妖精』の「余家昇」、そして『妻の女王』シリーズの「柴九」や「劉醒」まで、スクリーン上の黎耀祥は、常に情に厚く、頼りになる男というイメージだ。現実世界でも、彼は後輩や兄弟たちに対して、全く同じ、いやそれ以上に人間味あふれる存在だ。

今回の「雪玉事件」の幕切れは、まさに黎耀祥という男の評価を確固たるものにした。彼は単に役を演じているだけでなく、友人に対するその態度自体が、生きた「柴九」と「劉醒」の融合体なのである。兄弟に何かあれば、遠くから偉そうなことを言うのではなく、行動で、そして自らの影響力を使って、事態を明るい方向へ導く。もし黎耀祥の人生哲学を指南書にするなら、その要点はこうだ:

  • 義理堅さ: 兄弟に何かあれば、真っ先に駆けつける。たとえからかうような仕打ちでも、その裏には元気づけたいという想いがある。
  • ユーモアの天才: 対立を和らげるのに、重苦しい話は不要。ちょっとした冗談や、一個の雪玉があれば、全てを解消できる。
  • 謙虚で腰が低い: 三度の視帝という大先輩でありながら、後輩たちと雪原ではしゃげる。偉ぶらない姿勢が何より貴重で、尊敬に値する。
  • 偽りのない素の姿: ゲーム好きも、兄弟とはしゃぐ姿も、全て偽りがない。この自然体こそが、ファンや友人に愛される最大の理由であり、彼が長く第一線で活躍できる所以だ。

だからこそ、今後この『宦官後宮の秘本』の仲間たちに関するどんな「噂」や「騒動」を目にしても、あまり深刻に構える必要はないだろう。なぜなら、次の瞬間に祥仔がまた雪玉を握りしめ、誰かを待ち伏せて、世紀の「復讐劇」を繰り広げるかもしれないのだから。これこそが彼らの友情の形であり、私たち香港人が愛してやまない人情味、そして香港エンターテインメント界の何より貴重な宝物なのである。