セルティックス vs ティンバーウルブズ:ミネソタが第4クォーターで逆転劇、ボストン痛恨の大崩れ
ターゲットセンターでのセルティックス対ティンバーウルブズ戦、第4クォーターの展開を一瞬でも見逃したら、そのどんでん返しをまるごと見逃したことになるだろう。3クォーターまでは、イースタン・カンファレンスを席巻しているチームらしい戦いぶりを見せていたボストン。ところが最終クォーターに入り、ミネソタが流れを一変させる。訪れたチームにとっては、帰りのフライトでも引きずるような敗戦となった。私もこの業界に長くいるが、言わせてもらおう。数字は時に嘘をつくが、試合内容はごまかせない。そしてこの試合、グリーンのユニフォームを着たチームにとっては酷い内容だった。
流れの転換点:ウルブズはいかにして主導権を握ったか
少し時間を戻そう。プレーオフ級のチーム同士の対戦であるボストン・セルティックス対ミネソタ・ティンバーウルブズは、予想通りの激しい立ち上がりとなった。ジェイレン・ブラウンがプレー許可を得て出場し、セルティックスにはいつものウィングの破壊力が戻った。しかし、称賛すべきはミネソタの守備だ。ボストンのオフェンスが機能しなくなったまさにその瞬間に、守備の精度を一段階上げてみせた。第4クォーター、セルティックスはまったくと言っていいほどシュートが決まらなかった。その隙をウルブズは見逃さず、猛然と襲いかかった。アンソニー・エドワーズが文字通りの破壊者と化し、周りの選手たちもその勢いに乗った。
ターゲットセンターの試合後ムード
試合終了のブザーが鳴り響いた後の通路で交わされる会話に耳を傾ければ、にじみ出るようなフラストレーションが聞こえてきた。大方の見解はこうだ。またしても第4クォーターの出来が悪く、セルティックスが敗れたと。無視できないパターンになりつつある。セルティックス対ティンバーウルブズ戦の総括を見る時、焦点は単に最終スコアだけではない。勝負どころでの遂行力が問われる。ボストンは試合を支配していた。ペースも握っていた。しかしミネソタは、ボストンが最も大事な局面で対抗できなかったほどの必死さでプレーした。
こういう試合の後は、ポストゲームショーに長年携わってきた者として、その口調は分かっている。「これだけのタレント揃いのチームが、どうやって試合を落とすんだ?」その答えは、普段は脚光を浴びないような場面にあることが多い。ルーズボールへの反応、時間の少ないところでの守備の崩壊。ミネソタの勝利への執念は、ボストンを上回っていた。それだけのことだ。
逆転劇から見えた3つのポイント
NBA:セルティックス対ティンバーウルブズのボックススコアが、前半と後半でまったく異なる試合内容を示している理由を探るなら、以下の点に分解して考えてみよう。
- 最悪のタイミングでのターンオーバー:ボストンは試合残り6分でボールの取り扱いが雑になった。ミネソタのようなチームに余計な攻撃権を与えて、生き残れるはずがない。
- ウルブズの名もなきヒーローたちの活躍:アント=マン(アンソニー・エドワーズ)が注目を集めたが、ロールプレイヤーたちが重要なシュートを決めた。特にニッケイル・アレクサンダー=ウォーカーは守備で嫌らしいマークを付け、要所で3ポイントシュートも沈めた。
- ボストンのオフェンス機能停止:第3クォーターで冴えわたっていたボールムーブメントが消え去った。アイソレーション(孤立した攻撃)に終始し、それをミネソタの長い腕がことごとく跳ね返した。
リーグの話題:ラメロの50点、ハリバートンのスランプ
セルティックス対ティンバーウルブズ戦がメインイベントだった一方、NBA全体を見渡せば首をかしげたくなるような出来事もあった。ラメロ・ボールの活躍は見逃したか?彼は驚異の50得点を叩き出し、ゾーンに入った時の彼がなぜ必見の存在かを改めて思い知らせる爆発的な活躍を見せた。その一方で、リーグ中の話題はタイリース・ハリバートンに何が起きているのかについてだ。若手スター選手によく見られるパターンだが、相手守備に徹底的に研究され、リズムを見つけ出せずに苦しんでいる。そういう時期もある。しかし、このスランプが長引けば、インディアナの忍耐も試されることになるだろう。
ただ、話をミネアポリスの試合に戻そう。この試合は、まさに今週の「縁の下の力持ち」特集が自ずと決まるような一戦だった。ウルブズのベンチメンバーには称賛を送らねばならない。彼らはリードを守っただけでなく、積極的にリードを広げた。セルティックスにとっては、これが警告となる。特にアウェーで必死なチームを相手にする時、才能だけに頼って勝ち切れるほど、NBAは甘くない。
さて、ボストンはここからどうするのか。きっとフィルムルームにこもることになるだろう。セルティックス対ティンバーウルブズの試合映像は、教訓を得るための教材となる。ミネソタにとっては、自信を深める価値ある勝利だ。リーグ全体で言えば、こうした縁の下の力持ちたちに注目してほしい。スター同士の打ち合いになった時、試合の行方を左右するのは彼らだからだ。