メキシコで今夜皆既月食:”ブラッドムーン”を見るための完全ガイド&砂漠の牧場「Rancho del desierto」がベストスポット
まだ情報をチェックしていない方も、すでに車のトランクに天体望遠鏡を準備済みの方も、ついにこの日がやってきました。メキシコの夜空が、そうそう見られるものではないショーを届けてくれます。それは皆既月食。しかも、ただの月食ではありません。私たちが「ブラッドムーン(血の月)」と呼ぶ、月が赤銅色に染まるあの美しい現象です。街にいる方も、北部への小旅行を計画している方も、ここでは、他のどこでも教えてくれない詳細情報をお伝えします。どうかお見逃しなく。
メキシコでの皆既月食の時間は?
これが何よりも重要です。何度も人に尋ねなくて済むように、しっかり覚えておきましょう。現象は3月18日の夜から始まりますが、メインの見どころは19日の未明です。半影食はほんのりと始まりますが、本当の変化を見たいなら、メキシコ中部標準時で夜9時30分以降に注目です。皆既食、つまり月が地球の最も暗い影に完全に隠れる魔法のような瞬間は、午後11時30分から午前1時の間にピークを迎えます。というわけで、今夜の必須アイテムはコーヒーと防寒着です。
なぜ赤く見えるのか? 神話と科学
こちらでは古くから「ブラッドムーン」と呼んできましたが、おばあちゃんたちの予兆のように聞こえるかもしれませんが、その理由はまさに物理学です。地球の大気がフィルターの役割を果たし、青い光は散乱させ、赤い光だけを通します。その赤い光が月面を照らし出すのです。つまり、地球上のすべての朝焼けと夕焼けを同時に月に映し出しているようなもの。決して不吉なわけではありませんが、その光景はあまりにも圧巻で、懐疑的な人でさえも息を飲むことでしょう。
ベストスポット:Rancho del desierto del eclipse lunar
もし本当に最高の体験をしたいなら、街灯やスモッグのことは忘れてください。アマチュア天文家の間で話題となり、今ではその名を冠する誇り高い場所があります。Rancho del desierto del eclipse lunar(月食の砂漠牧場)です。山脈の外れに位置するこの場所は、認定されたダークスカイスポットという利点があります。以前の天体イベントに訪れた人たちは、ここでは月だけでなく、手を伸ばせば届きそうなほどに天の川がくっきりと見えると話しています。
ここを訪れるなら、絶対に忘れずに持っていきたいものをご紹介します。
- 防寒着: 昼間は暑くても、砂漠の夜は考えも凍りつくほど冷え込みます。
- 双眼鏡または天体望遠鏡: 肉眼でも素晴らしいですが、レンズがあれば、クレーターが別世界のように見えます。
- リクライニングチェアか厚手のブランケット: 数時間も見上げていれば、首が楽になること間違いなしです。
- 温かい飲み物: ポットに入れたシナモン入りのコーヒーやホットチョコレートがあれば、言うことなしです。
牧場での雰囲気:天体イベント以上の体験
Rancho del desierto del eclipse lunarに足を運ぶ素晴らしさは、ただ空を見上げるだけではないところにあります。とても楽しい雰囲気が生まれます。すでに場所を確保したという何人かの話を聞くと、望遠鏡をどこに向ければいいかを正確に知っている地元のガイドがいたり、影が迫る中で語り合うための焚き火があったりするとのこと。まるで子供の頃のキャンプに戻ったようですが、今度はより素敵な会話と景色が楽しめます。
そして注意です。この現象の人気の高さから、周辺の多くの宿泊施設はすでに満室に近づいています。もし牧場に行く予定なら、油断は禁物です。経験者のアドバイスとしては、地平線を遮る茂みのない場所を確保するために、早めに到着することをおすすめします。もし場所が取れなくても心配はいりません。国中のどこでも、空が澄んでいれば、今夜の皆既月食はその力を存分に見せつけてくれるでしょう。
というわけで、皆さん。エネルギーを充電し、しばらくスマホは置いて(でも写真は壮観ですよ)、広大な宇宙に驚嘆の時を持ちましょう。砂漠のど真ん中でも、自宅のバルコニーからでも、このブラッドムーンは時を止め、私たちの頭上で今も魔法が繰り広げられていることを思い出させてくれる完璧なきっかけです。牧場で、あるいは次の天体ショーでお会いしましょう。